広島で9月9日から開幕、土居美咲と二宮真琴の出場決定! [花キューピットオープン]

日本テニス協会は18日、9月9日から広島県の広島広域公園テニスコートで行われる「花キューピットジャパンウイメンズオープンテニスチャンピオンシップス(花キューピットオープン)」の出場予定選手、ならびに大会概要に関する記者会見を行った。

 会見には大会ディレクターの水谷光氏(日本テニス協会)のほか、出場が決まっている土居美咲(ミキハウス)と二宮真琴(橋本総業ホールディングス)が登壇。出場への意気込みを語った。

 花キューピットオープンはUSオープン翌週に開催されるWTAインターナショナルのツアー大会。今年から同週に中国でWTA2大会が行われ、ひとつはプレミア大会(鄭州オープン)となる。

 来日選手の顔ぶれも昨年と大きく変わる可能性もあるが、日本選手にとっては数少ない地元開催であり、ポイント獲得のチャンスも広がる。

 また、前回大会で準優勝を飾ったアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が、その後ツアーで飛躍を遂げた例もある。水谷氏は「日本選手や若い選手が今大会を足掛かりにしてステップアップしてほしい。その後、大ブレークしたときに“彼女はこの大会に出ていた”と言っていただけるような大会を目指している」と大会への想いを語った。

 シングルス出場が決まった土居は「私自身、海外の転戦が多く、日本での大会出場が少ないので、(花キューピットオープンに向けて)すごく熱い思いで臨みたい。ほかの日本選手たちもそうだと思うので、観客にはその熱い思いを感じ取ってもらいたい」と語った。

 また、広島出身の二宮も今大会にかける思いが強い。「多くのお客さんに来ていただき、会場で日本選手にたくさんの応援をしてほしい。(私は)広島が地元なので、みなさんの前で元気と勇気を与えられるようなプレーがしたい」と意気込む。

 広島開催2年目の今年は、数多くのイベントも用意。9月9日(月)から11日(水)の3日間、瀬間友里花プロのテニスレッスンが行われ、13日(金)には伊達公子プロのトークショーとサイン会を実施される。さらにイベントは増える予定だ。また、会場内のキッチンカーもさらに充実させ、テニス観戦を楽しむ環境づくりにも注力していくという。

花キューピットオープン・大会概要

大会名◎花キューピットジャパンウイメンズオープンテニスチャンピオンシップス(花キューピットオープン)

主催◎公益財団法人日本テニス協会

特別協賛◎花キューピット株式会社

運営協力◎中国テニス協会、広島県テニス協会、広島市テニス協会、RCC中国放送

特別協力◎広島県、広島市、広島商工会議所

公認◎WTA

テレビ放映◎RCC中国放送、WOWOW

大会期間◎本戦=2019年9月9日(月)~15日(日)/予選=9月8日(日)~9日(月)

会場◎広島広域公園テニスコート(広島県広島市安佐南区大塚西5-2-1)

ドロー◎シングルス32名、ダブルス16組/予選=24名(そのうち6名本戦入り)

賞金総額◎25万US$

コート◎ハードコート(デコターフ)

(テニスマガジン編集部◎中野恵太)

※トップ写真は、花キューピットオープン開催の記者会見に登壇した、左から大会ディレクターの水谷光氏、土居美咲(ミキハウス)、二宮真琴(橋本総業ホールディングス)

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