トップシードのバーテンズがパオリーニをフルセットで退け4強入り [パレルモ女子オープン]

WTAツアー公式戦の「パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/イタリア・パレルモ/7月22~28日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第1シードのキキ・バーテンズ(オランダ)がジャスミン・パオリーニ(イタリア)を 6-4 1-6 6-1で退け、ベスト4に駒を進めた。

 バーテンズは次のラウンドで、パウラ・バドーサ(スペイン)と対決することになる。21歳のバドーサはアランチャ・ラス(オランダ)を6-2 6-1で下し、自己初のWTAツアー準決勝に進出した。

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 第8シードのジル・タイヒマン(スイス)はアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を相手に7ゲームを連取し、6-0 1-0とリードしたところでフリードサムが内転筋の故障を理由に棄権したため4強入りを決めた。

  タイヒマンは準決勝で、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。サムソノワはこの日、先週のローザンヌでキャリア初のWTAタイトルを獲得したばかりのフィオナ・フェロ(フランス)に6-7 6-3 6-4で競り勝った。

 ラッキールーザー(予選敗退後、本戦に繰り上がり出場)として本戦出場権を手に入れた世界ランク144位で20歳のサムソノワは、ロシア人だがイタリア国籍も擁している。2014年から2018年はイタリアを代表してプレーしていたこともあるサムソノワは、イタリアの観客たちから一方的な声援を集めた。

 このクレーコート大会は、5年の不在のあとにWTAツアーに復活した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマドリッドの大会でのキキ・バーテンズ(オランダ)
MADRID, SPAIN - MAY 09: Kiki Bertens of the Netherlands returns the ball during her match against Petra Kvitova of the Czech Republic during day six of the Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 09, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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