マレー兄弟がダブルスでまず1勝、4度目のマッチポイントを制す [シティ・オープン]

アメリカ・ワシントンDCで開催されている「シティ・オープン」(ATP500/7月29日~8月4日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子ダブルス初戦で、アンディとジェイミーのマレー兄弟(イギリス)が勝利をおさめ、準々決勝に駒を進めた。

 1回戦といっても、 この日の彼らの相手はウインブルドン準優勝のニコラ・マウ/エドゥアール・ロジェ バセラン(ともにフランス)という強敵。マレー兄弟は4度目のマッチポイントをものにし 、6-4 6-7(7) [10-5]でフランス人ペアを振りきった。

 元シングルス世界ランク1位のアンディと元ダブルス世界1位の兄ジェイミーがダブルスでペアを組んだのは、2016年以来のことだ。シティ・オープンの男子ダブルスにはダブルスのトップ10プレーヤーが勢ぞろいしている。

 男子シングルス2回戦では、第5シードのジョン・イズナー(アメリカ)がホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を6-4 6-4で倒し、第8シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は予選勝者のティム・スマイチェク(アメリカ)を6-1 6-4で退けた。

 ナイターの試合では、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のトミー・ポール(アメリカ)を6-3 7-5で下した。

 また、18歳で第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がライリー・オペルカ(アメリカ)に6-4 3-6 6-4のフルセットの闘いの末に勝利し、ニック・キリオス(オーストラリア)は第11シードのジル・シモン(フランス)を6-4 7-6(5)で振りきった。

 そのほかの試合では、日本の西岡良仁(ミキハウス)が第7シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-7(5) 6-2 7-6(5)で破る金星を挙げている。西岡の次の相手はキリオスとなる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンディ・マレー(手前)とジェイミー・マレー
WASHINGTON, DC - JULY 31: Andy Murray (L) and his brother Jamie Murray of Great Britain celebrate a point during their doubles match against Nicolas Mahut and Edouard Roger-Vasselin of France during Day 3 of the Citi Open at Rock Creek Tennis Center on July 31, 2019 in Washington, DC. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

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