チチパスらベスト4が出揃う、マレー兄弟のダブルスは準々決勝敗退 [シティ・オープン]

ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月29日~8月4日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子ダブルス準々決勝で、兄弟ペアとして注目されたアンディ・マレー/ジェイミー・マレー(ともにイギリス)が第3シードのレイブン・クラーセン(南アフリカ)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)に7-6(3) 6-7(6) [7-10]の大接戦の末に敗れた。

 元シングルス世界ランク1位のアンディは腰の手術からの回復期にある今、プレーをダブルスのみにとどめている。今年中にシングルスでのプレーを試みるか否かについて、彼ははっきりしたことは語っていない。

 彼とジェイミーはここワシントンDCでの初戦でやはり10ポイントタイブレークの末に勝っていたが、この金曜日には同じ形で敗れることになった。

シティ・オープン2019|PHOTOアルバム

 男子シングルスの試合では、第3シードのダニール・メドベデフ(ロシア)が第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に6-4 7-6(7)で競り勝ち、次のラウンドでペーター・ゴヨブチック(ドイツ)と対戦することになった。

 ゴヨブチックはこの日、第13シードのカイル・エドマンド(イギリス)を6-3 4-6 6-3で退けた。予選で敗れたが棄権者が出たおかげでラッキールーザーとして本戦に滑りこんだ122位のゴヨブチックは、過去に1度だけATPツアーで優勝した実績を持っている。

 また、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第10シードのブノワ・ペール(フランス)を7-5 6-0で、ニック・キリオス(オーストラリア)はラッキールーザーのノルベルト・ゴンボス(スロバキア)を6-3 6-3で倒し、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンディ・マレー(イギリス/右)とジェイミー・マレー(イギリス/左)
WASHINGTON, DC - AUGUST 02: Andy Murray (R) and his brother Jamie Murray of Great Britain after losing in their doubles match against Raven Klaasen of Russia and Michael Venus of New Zealand during Day 5 of the Citi Open at Rock Creek Tennis Center on August 02, 2019 in Washington, DC. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

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