ビーナスらが2回戦進出、トロント優勝のアンドレスクは出場取り消し [ウェスタン&サザン・オープン]

アメリカ・オハイオ州シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月12~18日/賞金総額294万4486ドル/ハードコート) の女子シングルス1回戦で、ノーシードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が最後の4ゲームを連取し、予選を勝ち上がった同胞のローレン・デービスを7-5 6-2で下した。

 ビーナスは2回戦で、前年度覇者で第5シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。

 スタジアムコートでの最初の試合では、世界ランク20位のエリース・メルテンス(ベルギー)が地元の人気者キャサリン・マクナリー(アメリカ)を7-5 6-0で退けた。メルテンスは2回戦で、ウインブルドンで4強入りした第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦することになる。

 先週のロジャーズ・カップ男子優勝者のラファエル・ナダル(スペイン)が疲労を理由に今大会を欠場したが、同じく女子優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)もUSオープンに向けてエネルギーを回復するため今大会の欠場を決めた。

 ロジャーズ・カップでのアンドレスクは、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が背中の故障を理由に決勝の出だしでリタイアしたため数ゲームのプレーで優勝を決めていた。しかし、決勝までの道のりではすべての試合でフルセットにもつれ込み、鼠径部などを痛めてテーピングを施していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、1回戦の勝利後、ファンにサインを求められる
MASON, OHIO - AUGUST 12: Venus Williams of the United States signs autographs after defeating Lauren Davis of the United States during Day 3 of the Western and Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 12, 2019 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

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