WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月12~18日/賞金総額294万4486ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)がアネット・コンタベイト(エストニア)に4-6 7-5 7-5で競り勝ち、準々決勝に進出した。

 バーティはマッチポイントを凌ぎ、2時間を超える戦いの末に深いフォアハンドのウィナーで勝負にケリをつけた瞬間、右のこぶしを突き上げた。この日安定性を欠いていた彼女は第2セットで先にブレークを許して劣勢に立たされていたが、そこから挽回を果たした。

「一番よかったことは、背水の陣となったときに自分のテニスができたことね」とバーティは振り返った。

「試合を通していいプレーができた訳ではなかったかもしれないけれど、必要なときにそれを見つけることができた」

 フレンチ・オープン女王で現在世界ランク2位のバーティは、決勝に進出することで世界1位の座を奪回する可能性がある。

ウェスタン&サザン・オープン2019|PHOTOアルバム

 ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は厳しかった第1セットから立ち直り、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を2-6 6-4 6-3で破った。39歳のビーナスがひとつの大会で3試合続けて勝ったのは、3月のマイアミ以来となる。

 先週のトロントで1回戦負けを喫したあと、ビーナスのランキングはここ7年でもっとも低い65位に落ちていた。妹のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がコートサイドで応援する中、ビーナスは準々決勝に進出した。

「かなり気持が高まっているわ。勝っているときには、楽しいものね」とビーナスはコメントした。

 背中の痙攣のため初戦を戦う前に棄権した妹のセレナは、姉が勝ち上がる様子を落ち着いた様子で見守った。

「彼女(セレナ)は、私を信じていてくれるのよ」とビーナスは妹について語った。

「彼女は大いに応援してくれていたけど、私が第1セットを落としたあともパニックに陥ってるような様子はまったくなかったわ」

 また、第2シードの大坂なおみ(日清食品)がシェイ・スーウェイ(台湾)を7-6(3) 5-7 6-2で、第3シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)はレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を7-5 6-4で退けた。

 過去に2度グランドスラム大会優勝を遂げた経歴を持つスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)は、2017年USオープン・チャンピオンで第8シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-1 6-2で圧倒した。クズネツォワはケガによる離脱でランキングを153位にまで落としており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)での出場となっている。

 ナイトマッチでは、第16シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-1 3-6 7-5で倒す金星に成功した。ハレプは先週のトロントでの棄権を強いた左のアキレス腱の痛みにより、いまだ足を引きずっている。

 そのほかの試合では、マリア・サカーリ(ギリシャ)が第9シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-7(4) 6-4 6-4で、ソフィア・ケネン(アメリカ)は第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 7-6(3)で下し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝では、バーティがサカーリと、大坂がケネンと、プリスコバがクズネツォワと、キーズはビーナスと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
MASON, OHIO - AUGUST 15: Ashleigh Barty of Australia returns a shot to Anett Kontaveit of Estonia during Day 6 of the Western and Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 15, 2019 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

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