日比野菜緒/加藤未唯がともに今季初優勝、日比野と柴原瑛菜はシングルスでベスト8 [W100バンクーバー]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ODLUM BROWN バン・オープン」(W100/カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー/8月12~18日/賞金総額10万8320ドル/ハードコート)のダブルス決勝で、第2シードの日比野菜緒(ブラス)/加藤未唯(ザイマックス)がナオミ・ブローディ(イギリス)/エリン・ラウトリフ(ニュージーランド)を6-2 6-2で破り、ともに今季初優勝を果たした。試合時間は1時間2分。

 加藤と日比野のコンビは、今季2度目のダブルス出場。同ペアでタイトルを獲得したのは、2015年4月のバンコク(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来で2度目となる。

 今大会での日比野/加藤は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のステイシー・ファン/アレクサンドラ・バグラモフ(ともにカナダ)を7-5 6-4で、準々決勝でニコール・ギブズ/エイジア・ムハメッド(ともにアメリカ)を4-6 7-6(0) [10-8]で、準決勝ではシャロン・フィッチマン(カナダ)/ストーム・サンダース(オーストラリア)を3-6 6-3 [10-7]で下して決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は4人が本戦に出場したが、日比野と予選から勝ち上がった柴原瑛菜(日本)のベスト8が最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Altは繰り上がり出場

日本人選手の結果

シングルス準々決勝

●12日比野菜緒(ブラス)3-6 4-6 ○15レイラ アニー・フェルナンデス(カナダ)[WC]

●20柴原瑛菜(日本)[Q] 1-6 3-6 ○24サラ・ソリベス トルモ(スペイン)[3]

シングルス2回戦

○12日比野菜緒(ブラス)6-4 3-6 6-4 ●10アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)

●6奈良くるみ(安藤証券)3-6 1-6 ○8ヘザー・ワトソン(イギリス)[6]

○20柴原瑛菜(日本)[Q] 6-1 6-3 ●18ハンナ・チャン(アメリカ)[Q]

シングルス1回戦

●32土居美咲(ミキハウス)[2] 4-6 3-6 ○31プリシラ・ホン(オーストラリア)

○12日比野菜緒(ブラス)7-5 6-1 ●11リュドミラ・サムソノワ(ロシア)

○6奈良くるみ(安藤証券)6-3 6-3 ●5マグダレナ・リバリコバ(スロバキア)

○20柴原瑛菜(日本)[Q] 6-4 4-6 6-3 ●19ニコール・ギブズ(アメリカ)

ダブルス決勝

○16日比野菜緒/加藤未唯(ブラス/ザイマックス)[2] 6-2 6-2 ●4ナオミ・ブローディ/エリン・ラウトリフ(イギリス/ニュージーランド)

ダブルス準決勝

○16日比野菜緒/加藤未唯(ブラス/ザイマックス)[2] 3-6 6-3 [10-7] ●10シャロン・フィッチマン/ストーム・サンダース(カナダ/オーストラリア)

ダブルス準々決勝

●1穂積絵莉/二宮真琴(日本住宅ローン/橋本総業ホールディングス)[1] 1-6 6-7(6) ○4ナオミ・ブローディ/エリン・ラウトリフ(イギリス/ニュージーランド)

○16日比野菜緒/加藤未唯(ブラス/ザイマックス)[2] 4-6 7-6(0) [10-8] ●14ニコール・ギブズ/エイジア・ムハメッド(アメリカ)

ダブルス1回戦

○1穂積絵莉/二宮真琴(日本住宅ローン/橋本総業ホールディングス)[1] 6-1 6-4 ●2マディソン・イングリス/ケイラ・マクフィー(オーストラリア)[Alt]

○16日比野菜緒/加藤未唯(ブラス/ザイマックス)[2] 7-5 6-4 ●15ステイシー・ファン/アレクサンドラ・バグラモフ(カナダ)[WC]

●13メイガン・マナッセ/柴原瑛菜(アメリカ/日本)6-7(4) 5-7 ○14ニコール・ギブズ/エイジア・ムハメッド(アメリカ)

●3ヨバナ・ヤセッチ/桑田寛子(セルビア/島津製作所)0-6 1-6 ○4ナオミ・ブローディ/エリン・ラウトリフ(イギリス/ニュージーランド)

●9土居美咲/奈良くるみ(ミキハウス/安藤証券)2-6 4-6 ○10シャロン・フィッチマン/ストーム・サンダース(カナダ/オーストラリア)

※写真はウインブルドンでの日比野菜緒(右)/加藤未唯
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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