緒方葉台子/吉冨愛子が3度目の決勝でコンビ初優勝 [W15カンクン]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「カンクン・テニス・カップ」(ITFワールドテニスツアーW15/メキシコ・カンクン/8月12~18日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)のダブルス決勝で、緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)/吉冨愛子(アクトス)が清水映里(早稲田大学)/メリス・ヤサル(スウェーデン)とのノーシード対決を0-6 6-2 [10-6]で制し、同ペアでの初優勝を果たした。試合時間は1時間4分。

 緒方と吉冨は、今大会が5度目のダブルス出場。ITFツアーで決勝に進出したのは、2週間前に同会場で行われた大会に続いて3度目だった。

 今大会での緒方/吉冨は、1回戦でカティヤ・ラミレス(メキシコ)/エリカ・サンダー ズール(アメリカ)を6-0 6-0で、準々決勝で第1シードのマデリーン・コベルト(アメリカ)/エミリー・リンド(イギリス)を4-6 7-5 [10-5]で、準決勝では第3シードのAnastasia REIMCHEN(ドイツ)/アンバー・ワシントン(アメリカ)を7-5 6-1で下して決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は、吉冨と清水がベスト8、緒方は2回戦で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

シングルス決勝

○24イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)[3] 6-1 6-3 ●1エミリー・リンド(イギリス)[1]

シングルス準決勝

○1エミリー・リンド(イギリス)[1] 6-1 6-2 ●13ラモナ・マタルガ(オーストラリア)

○24イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)[3] 6-2 6-4 ●25ゾーイ グウェン・スカンダリス(アメリカ)[7]

シングルス準々決勝

○1エミリー・リンド(イギリス)[1] 6-3 6-1 ●5アンバー・ワシントン(アメリカ)[WC]

○13ラモナ・マタルガ(オーストラリア)6-4 6-3 ●9メリッサ・モラレス(グアテマラ)[4]

○24イングリッド・ガマラ マルチンス(ブラジル)[3] 6-4 6-4 ●18清水映里(早稲田大学)

○25ゾーイ グウェン・スカンダリス(アメリカ)[7] 3-6 6-3 6-0 ●29吉冨愛子(アクトス)

ダブルス決勝

○3緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)0-6 6-2 [10-6] ●10清水映里/メリス・ヤサル(早稲田大学/スウェーデン)

ダブルス準決勝

○3緒方葉台子/吉冨愛子(グラスコート佐賀テニスクラブ/アクトス)7-5 6-1 ●5Anastasia REIMCHEN/アンバー・ワシントン(ドイツ/アメリカ)[3]

○10清水映里/メリス・ヤサル(早稲田大学/スウェーデン)4-6 6-2 [11-9] ●13シエラ・ストーン/ケンダル・ウッダード(アメリカ)

写真◎Getty Images

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