第46回全国中学生テニス選手権大会は8月21日(水)の大会3日目、個人戦の開会式と男女シングルス1回戦、男女ダブルス1、2回戦が行われた。

 晴天に恵まれた個人戦初日は9時半から開会式が行われ、10時5分より男女シングルスがスタートした。男子のシード勢の初戦突破は16名のうち14名、女子は16名中15名と好調な滑り出しを見せた。

 しかし、女子の第13~16シードで今年の全国選抜ジュニア準優勝の小林杏菜(新宮町立新宮)が一学年下の2年生、瀬戸祐希奈(氷見市立南部)に0-8で完敗。先のワールドジュニア日本代表メンバーが個人戦の大会初日で姿を消した。

画像: 小林杏菜(新宮町立新宮) 写真/太田裕史

小林杏菜(新宮町立新宮) 写真/太田裕史

 また、全日本ジュニアの男子14歳以下覇者である山本夏生(神戸市立井吹台)もあわや初戦敗退のピンチに見舞われた。一つ年下で1年生の高橋遼介(横浜市立六角橋)にストローク戦で追い込まれて一時は4-6とリードを許したが、最後はサービスでテンポよくポイントを積み重ね、ラリー戦では「しっかり足を動かして我慢できた」。

 一方、高橋はリードした場面で「勝ちが見えてきて守りに入ってしまった」と肩を落とすも、全日本ジュニア王者にあと一歩まで迫った事実は大きな自信となったはず。試合の序盤で見せた「自ら仕掛けていくプレー」に磨きをかけたいと大きくうなずいた。

画像: 山本夏生(左/神戸市立井吹台)と高橋遼介(横浜市立六角橋)

山本夏生(左/神戸市立井吹台)と高橋遼介(横浜市立六角橋)

 男女シングルスが終わると、続いて男女のダブルス1、2回戦がスタート。気温も上昇した昼過ぎから、合計12ゲームで5分休憩が入る「特別ヒートルール」も適用される試合も増え、上位シード勢の早期敗退も見られた。男子は第3~4シードの森島哲太/小沼優太(東海市立横須賀)と原崎朝陽/逸﨑獅王(尼崎市立成良)が揃って敗れた。

 そして、女子は2回戦で藤井玲奈/藤田佳乃(同志社国際)が第2シードの小松由茉/林鈴(葛飾区立上平井)を破ってベスト8入り。8-8で迎えたタイブレークは2-6と追い込まれたが、「カウントを考えないようした」藤井と藤田がペアの特長を土壇場で発揮した。

 ボレーを得意とする藤田が前衛でプレッシャーをかけ、藤井は左利きを生かしたショットで5ポイントを連取。7-7と並ばれたが、そこから2ポイントを立て続けに奪って勝利。藤井/藤田は昨年に続いて2年連続での8強入りを決めた。

画像: 藤田佳乃/藤井玲奈(同志社国際)

藤田佳乃/藤井玲奈(同志社国際)

 大会4日目の8月22日(木)は、男女シングルス2、3回戦と男女ダブルスが行われる。試合開始時間は9時予定。

編集部◎中野恵太 写真/太田裕史

※トップ写真は、女子ダブルスで2年連続8強入りを決めた藤井玲奈/藤田佳乃(同志社国際)


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