東京オリンピックで錦織と大坂のドリームチーム実現は困難な見通し

2020年オリンピック開催国の日本は、来年の夏季五輪でテニスのドリームチームを送り出すことができないかもしれない。

 それは錦織圭(日清食品)が、東京オリンピックで大坂なおみ(日清食品)とミックスダブルスをプレーするのはやや負担が大きすぎると考えているからなのだ。

 2014年USオープン準優勝者の錦織は、2020年オリンピックで男子シングルスと男子ダブルスをプレーする予定でいる。そして今のところ、彼はここにミックスダブルスを加えることは考えていないようだ。

「日本の夏はすごく暑く、すごく湿度が高い。シングルスとふたつのダブルスをプレーするというのは…できるかどうかわからない」と錦織は金曜日にUSオープンの会場であるフラッシングメドウで語った。

 錦織と大坂のペアは東京のメディアを喜ばせることが予見されるだけでなく、オリンピックのテニス史上でもっとも注目の組み合わせのひとつとなるかもしれない。

 3歳のときに日本からアメリカに引っ越した大坂は、現在世界ランク1位だ。一方、やはり若いときに日本を離れて以来アメリカに住んでいる錦織は、現在7位に位置している。

 昨年のUSオープンで、錦織と大坂は同じグランドスラム大会で準決勝に至った初の日本人男女となっていた。

 また彼らは、一緒にビデオゲームをプレーする友達同士だ。

 しかし、オリンピックで一緒にテニスをプレーすることについてはどうなのだろうか?

「正直、そのことについてはまだあまり考えていなかった」と錦織は明かした。

「わからない。あとでなおみと話してみるよ」(C)AP(テニスマガジン )

※写真は錦織圭(日清食品)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 23: Kei Nishikori of Japan fields questions during a press conference at media day prior to the US Open at USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 23, 2019 in New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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