火曜日は男子シード4人が初戦負け、キリオスはショーを披露 [USオープン]

アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の大会2日目。

 火曜日に行われた男子シングルス1回戦で4人のトップ10選手がよろめき、敗退した。第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第9シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第10シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がその面々だ。

 この事実から実りを得る最たる人物は、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)だろう。

 敗れた4選手はドローのボトムハーフにいて、そのボトムハーフの最上位シードがナダルだ。ナダルはこの日、大した問題にも遭遇せずにジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-3 6-2 6-2で倒して2回戦に進んだ。

 火曜日に最後となった試合は23時まで始まらず、終わったときは午前1時を過ぎていた。この試合で“熱しやすい”ニック・キリオス(オーストラリア)は、いくつかのトリックショットで観客を喜ばせた。

 スティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-3 7-6(1) 6-4で倒したこの試合中に出た、特に突飛な1本はフォアのランニングショットから生まれた股下ショットだった。残念ながらコートには入らなかったが、猛ダッシュでアレー(サイド方向)に滑り込んで打ったフォアハンドのウイナーにはお祝いのダンスのおまけがついた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はニック・キリオス(オーストラリア)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 27: Nick Kyrgios of Australia returns a shot against Steve Johnson of the United States on day two of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 27, 2019 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City (Photo by Chaz Niell/Getty Images)

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