大坂なおみが15歳ガウフに貫録の勝利、4度目のグランドスラム16強 [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードの大坂なおみ(日清食品)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)の挑戦を6-3 6-0で退け、ベスト16に進出した。試合時間は1時間5分。

 グランドスラムで大坂が16強入りしたのは、優勝した今年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来で4度目となる。

 全米に4年連続出場となる大坂は、昨年の大会で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒して栄冠に輝いた。

USオープン2019|トーナメント表

 両者は今回が初対戦。グランドスラム参戦4大会目となる15歳のガウフは、7月のウインブルドンで史上最年少予選通過者となったあと4回戦まで勝ち進んで一躍注目を集めていた。

 今シーズンの大坂は、1月にオーストラリアン・オープンでグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。大坂がグランドスラムにトップシードとして臨むのは、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続いて2度目となる。

 今大会での大坂は、1回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-4 6-7(5) 6-2で、2回戦ではマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-2 6-4で破って勝ち上がっていた。

 大坂は4回戦で、第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。ベンチッチは3回戦で対戦予定だった第21シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が体調不良で棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

※写真は3回戦で対戦した大坂なおみ(日清食品/右)とコリ・ガウフ(アメリカ/左)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 31: Cori Gauff of the United States and Naomi Osaka of Japan hug after their Women's Singles third round match on day six of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 31, 2019 in Queens borough of New York City. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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