アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス3回戦を戦ったロジャー・フェデラー(スイス)に、今回はスロースタートは起きなかった。そして彼は、有利なスケジューリングにひと役かっているのではという示唆に対して苛立ちを見せた。

 第3シードのフェデラーは1回戦と2回戦で、勝ちはしたものの第1セットを落としていた。彼にとってフラッシングメドウ19回の出場でこのようなことは初めてだったが、彼はダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2 6-2 6-1で倒した金曜日の3回戦ではベストの状態に戻っていた。

 12時に始まったアーサー・アッシュ・スタジアムでの最初の試合で、フェデラーはウィナー数でエバンズの7本に対して48本と圧倒した。

 エバンズは20度グランドスラム大会を制したフェデラーが自分よりはるかに優れていたことを認めたが、同時に試合のスケジュールは「やや失望をさそうものだった」と口にした。というのも、エバンズの2回戦雨で延期されて木曜日にずれ込んだが、フェデラーは水曜日にアーサー・アッシュ・スタジアム屋根の下で予定通り試合を終えていたからだ。

 この日の最初の試合に組まれたということは、エバンズは2回戦を終えた18時間後にコートに戻らなければならなかったという意味になる。

「僕にとって、競技面でのアドバンテージになる。運に恵まれたよ」とフェデラーはコメントした。

 彼は自分のチームにいつプレーしたいかの希望があるか尋ねられたと言い添えたが、「だからといって、『ロジャーが頼んだら、その通りになる』ということではない。それはしっかり覚えていて欲しいよ。そういった示唆を、頻繁過ぎるほど耳にするからね」と釘を刺した。

「そういった揶揄には、ほとほと嫌気がさしている。僕が意のままに操っているって? (日程は)大会とテレビが決めるんだ。我々は意見を言うことができ、僕らがやっているのはそれだ。でも僕は、大会が僕の試合を午前4時に入れたとしても変わらずコートに出ていくんだよ」

 大会のスポークスマンであるクリス・ウィドマイアー氏は、大会オフィシャルと選手一般の代表の間の会話について細かいことは話さなかった。

「それは我々が出したスケジュールであり、我々は決断について何の問題もないと感じています」とウィドマイアー氏は説明した。


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