ワン・チャンが世界2位バーティから初勝利でベスト8へ一番乗り [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第18シードのワン・チャン(中国)が第2シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)を6-2 6-4で下し、ベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は1時間22分。

 全米に6年連続出場となる27歳のワンは昨年の大会で初めて3回戦に進出し、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に4-6 4-6で敗れていた。グランドスラムでは、4度(2018年全仏、全米、19年全豪、ウインブルドン)の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。

USオープン2019|トーナメント表

 この結果でワンは、3度目の対戦でバーティから初勝利を挙げた。両者は昨年2度対戦し、5月のストラスブール(WTAインターナショナル/クレーコート)の準々決勝は7-5 6-4で、11月の珠海(WTAエリートトロフィ/の決勝では6-3 6-4で、いずれもバーティが勝っていた。

 今大会でのワンは、1回戦で予選勝者のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-4 6-4で、2回戦でアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を7-5 6-4で、3回戦ではフィオナ・フェロ(フランス)を7-6(1) 6-3で破って16強入りを決めていた。

 ワンは準々決勝で、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と第22シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。

※写真はワン・チャン(中国)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 01: Qiang Wang of China celebrates winning her Women's Singles fourth round match against Ashleigh Barty of Australia on day seven of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 01, 2019 in Queens borough of New York City. (Photo by Mike Stobe/Getty Images)

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