2016年決勝リマッチはふたたびワウリンカに軍配、ジョコビッチが途中棄権 [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)の途中棄権でベスト8に進出した。

 ディフェンディング・チャンピオンのジョコビッチは4-6 5-7で2セットを連取されたあと、第3セット1-1から迎えた自身のサービスゲームを落とした時点でリタイアした。試合時間は1時間46分。

 全米に2年連続14回目の出場となる34歳のワウリンカは、2016年にタイトルを獲得。昨年は3回戦で、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に6-7(6) 4-6 3-6で敗れていた。

USオープン2019|トーナメント表

 この結果でワウリンカは、ジョコビッチとの対戦成績を6勝20敗とした。前回の対戦は2016年の全米決勝で、そのときはワウリンカが6-7(1) 6-4 7-5 6-3で勝っていた。

 今大会でのワウリンカは、1回戦で予選勝者のヤニック・ジンナー(イタリア)を6-3 7-6(4) 4-6 6-3で、2回戦でジェレミー・シャルディ(フランス)を6-4 6-3 6-7(3) 6-3で、3回戦ではラッキールーザーのパオロ・ロレンツィ(イタリア)を6-4 7-6(9) 7-6(4)で破って16強入りを決めていた。

 ワウリンカは準々決勝で、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦する。メドベデフは4回戦で、予選から勝ち上がってきたドミニク・コプファー(ドイツ)を3-6 6-3 6-2 7-6(2)で下しての勝ち上がり。

※写真は4回戦で対戦したスタン・ワウリンカ(スイス/左)とノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 01: Novak Djokovic (R) of Serbia embraces Stan Wawrinka (L) of Switzerland after Djokovic retired due to a shoulder injury during their Men's Singles fourth round match on day seven of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 01, 2019 in Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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