アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に対して引き離してはまた追い上げられ続けた。第1セットでナダルは4-0とリードしていたが、それから4-4に追いつかれた。第2セットでは5-1としたが、シュワルツマンは5-5と追い上げた。

 この2セットだけで2時間以上を要したが、結局ナダルはこの双方を取った。最終的には0時半過ぎにナダルは6-4 7-5 6-2で勝利をおさめ、 彼にとっての33度目のグランドスラム大会準決勝進出を決めるとともに、シュワルツマンの初のベスト4入りを阻んだのである。

「ジャングルにいる“ライオン”のように彼は強大だよ。彼はファイターで、重要な瞬間に毎回どうプレーすべきかを知っている」とシュワルツマンはナダルについて語った。

「僕は彼と8度対戦したが、すべての重要なポイントで彼は僕よりもいいプレーをした」

 ナダルがシュワルツマンに対し、8戦全勝の対戦成績を誇るのも無理はない。

 ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)は敗れたが、ナダルはまだ勝ち残っている。つまり「62」のグランドスラム大会で、連続で少なくともひとりの〈ビッグ3〉のメンバーが準決勝に進出しているのだ。

 このトリオは、ここ「11」のグランドスラム大会で優勝杯を獲得している。そしてナダルは今、12回目のそれを獲る有力候補とみなされている。

 まだ勝ち残っている選手でナダル以外の誰ひとりもが、グランドスラム大会の決勝でプレーしたことがない。ナダルは4度目のUSオープン優勝に迫りつつある。それはまた彼にとってグランドスラムで19勝目となるタイトルになるはずのものであり、つまり実現すれば最多タイトル保持者のフェデラーまであと1つに迫ることになるのだ。

 金曜日にナダルは、第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ニューヨークで1977年以来のイタリア人準決勝進出者となったローマ出身の23歳は、水曜日の準々決勝で第13シードのガエル・モンフィス(フランス)に3-6 6-3 6-2 3-6 7-6(5)で競り勝った。

 もうひとつの準決勝は、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)と世界ランク78位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の対戦となる。

 ディミトロフは火曜日の夜に、背中の故障の影響を受けた第3シードのフェデラーに対する5セットマッチに勝った。メドベデフは準々決勝で第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)に4セットの闘いの末に勝利。ワウリンカは4回戦でジョコビッチが肩の痛みのためリタイアを決めたとき、すでに2セットを取り大きくリードしていた。

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