ナダルが新鋭ベレッティーニを退け、今季グランドスラム2勝目に王手 [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(6) 6-4 6-1で退け、2年ぶり5度目の決勝進出を果たした。試合時間は2時間34分。

 全米に5年連続15回目の出場となる33歳のナダルは、これまでに3度(2010年、13年、17年)タイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ昨年は、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)との準決勝を膝の故障で途中棄権していた。

USオープン2019|トーナメント表

 両者は今回が初対戦。前哨戦の北米ハードコート大会でのナダルは、モントリオール(ATP1000)で35回目のマスターズ制覇を果たしたあと、翌週のシンシナティ(ATP1000)をスキップして今大会を迎えている。

 今大会でのナダルは、1回戦でジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-3 6-2 6-2で退け、2回戦はワイルドカード(主催者推薦枠)のタナシ・コキナキス(オーストラリア)が右肩の故障で棄権したため不戦勝で勝ち上がり、3回戦で予選勝者のチョン・ヒョン(韓国)を6-3 6-4 6-2で、4回戦で第22シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3 3-6 6-1 6-2で、準々決勝では第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4 7-5 6-2で破って4強入りを決めていた。

 ナダルは決勝で、第5シードのダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦する。メドベデフは準決勝で、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6(5) 6-4 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 06: Rafael Nadal of Spain celebrates after winning his Men's Singles semi-final match against Matteo Berrettini of Italy on day twelve of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 06, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

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