国枝慎吾は前年決勝カードの初戦でヒュウェットに雪辱ならず [USオープン・車いすの部]
今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス1回戦で、第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)はアルフィー・ヒュウェット(イギリス)に3-6 6-7(2)で敗れた。試合時間は1時間37分。
この試合は前日に始まったが、第1セットでヒュウェットが4-1とした時点で降雨順延となっていた。
全米に3年続11回目の出場となる国枝は、これまでにシングルスのタイトルを6度(2007年、09年~11年、14年~15年)獲得。昨年は決勝に進出したが、ヒュウェットに3-6 5-7で敗れていた。
ヒュウェットはこのあとに行われる予定の準決勝で、ニコラ・パイファー(フランス)と対戦する。パイファーは1回戦で、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)を6-2 6-2で下しての勝ち上がり。
国枝はグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアで出場しているダブルスで勝ち残っており、決勝でヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)と対戦することになっている。
車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。
昨年の大会は、シングルスでヒュウェットとディーダ・デ グロート(オランダ)がともに初優勝。男子ダブルスではヒュウェット/リードが2連覇、女子ダブルスはデ グロート/上地結衣(三井住友銀行)が制した。
※写真は国枝慎吾(ユニクロ)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU
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