今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス決勝。
 
 その土曜日、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が通常やっているようなビッグサーブ、パワフルなショット、大胆不敵で攻撃的なテニスを披露した。

 そして今、この19歳のカナダ人はグランドスラム大会のチャンピオンとなった。それも彼女は、セレナが史上最多記録に並ぶ24回目のグランドスラム制覇を阻んだ上でそれをやってのけたのである。

 思いきりがよくミスの少ない印象的なプレーで1セットを奪った第15シードのアンドレスクは、このUSオープン決勝の早い段階で試合の主導権を握った。そしてセレナの終盤の追い上げをも押し返し、6-3 7-5で優勝を遂げた。

USオープン2019|トーナメント表

「テニス界の偉人であるセレナと、このステージでふたたびプレーできるなんて素晴らしいことだわ」とアンドレスクはコメントした。彼女にとってこれは初のグランドスラム大会決勝であり、セレナにとっては33度目だった。

「ああ、まったく容易ではなかったわ」

 フラッシングメドウの決勝でセレナが敗れるのは、これで2年連続だ。もっともこの決勝には、セレナが大坂なおみ(日清食品)に敗れた試合で主審と衝突した2018年のような騒動は一切伴わなかった。

 セレナは今、2年前の出産と産休のあとにツアーに復帰して以来、出場したグランドスラム7大会のうち4つで準優勝したことになる。37歳のセレナは、グランドスラムの優勝回数で史上最多記録を持つマーガレット・コート(オーストラリア)の優勝数よりひとつ少ない「23」のまま増やすことができないままでいる。

This article is a sponsored article by
''.