サセックス公爵夫人メーガン妃が見守る中、セレナが決勝で敗れる [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス決勝。
 
 サセックス公爵夫人であるメーガン妃には、もうひとつの適した役割があった。それはUSオープンのタイトルを目指して戦う彼女の友人、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の応援をすることだ。

 第1セットでセレナが強烈なショットを放ってポイントを勝ち取ったとき、アーサー・アッシュ・スタジアムのセレナのボックス席に座っていたメーガン妃は他の何千というファンたち同じように彼女に声援を送っていた。

 史上最多記録を持つマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ24回目のグランドスラム制覇を目指していた37歳のセレナは、今回もまたも一歩届かなかった。19歳で第15シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)は第8シードのセレナを6-3 7-5で下し、初のグランドスラム大会優勝を果たした。

USオープン2019|トーナメント表

 テレビドラマ『スーツ』に出演していた元女優のメーガン・マークルは、ファッション雑誌「ヴォーグ」編集長アナ・ウィンターの前、セレナの夫アレックス・オハニアンの背後に座っていた。

 ビッグスクリーンに映し出されたとき、ウィンターはにこりともしなかったが、メーガン妃は微笑み、声援をあげる観客たちに手を振った。観客席には、スパイク・リー、アンディ・コーエン、タラジ・P・ヘンソンら著名人の姿もあった。

 セレナのコーチであるパトリック・ムラトグルーは、試合前に公爵夫人とテニスについて少し話をしたと明かした。

「でも僕は、以前から彼女を知っている」

 彼女は有名だからね、と彼は笑みを浮かべて言った。

 フラッシングメドウにサセックス公爵夫人が来場したことはメディアを大いに騒がせたが、イギリス王室はウインブルドンにはほぼ絶えず姿を見せている。

(APライター◎ダン・ゲルストン/構成◎テニスマガジン)

※写真はサセックス公爵夫人メーガン妃(中央)、パトリック・ムラトグルー(中央右)、セレナの夫アレックス・オハニアン(前列左)、ファッション雑誌ヴォーグ編集長アナ・ウィンター(後列左)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 07: Anna Wintour, coach Patrick Mouratoglou, Meghan, Duchess of Sussex and Alexis Ohanian, husband of Serena Williams, watch Serena Williams of the United States during her Women's Singles final match against Bianca Andreescu of Canada on day thirteen of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 07, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Mike Stobe/Getty Images)

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