21歳ヒュウェットがウッデに競り勝ち大会連覇 [USオープン・車いすの部]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)がステファン・ウッデ(フランス)に7-6(9) 7-6(5)で競り勝ち、大会連覇を果たした。試合時間は1時間52分。

 グランドスラムのシングルスに12大会連続13回目の出場となった21歳のヒュウェットは、1年ぶりの栄冠でキャリア3勝目を挙げた。

2019年車いすテニス|PHOTOアルバム

 この結果でヒュウェットは、ウッデとの対戦成績を6勝11敗とした。全米では2017年の決勝で対戦しており、ウッデが6-2 4-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのヒュウェットは、前年決勝カードとなった1回戦で第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)を6-3 7-6(2)で、準決勝ではニコラ・パイファー(フランス)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 ゴードン・リード(イギリス)とのペアで出場しているダブルスでも勝ち残っているヒュウェットは、単複2冠と3連覇をかけたグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝との決勝を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでヒュウェットとディーダ・デ グロート(オランダ)がともに初優勝。男子ダブルスではヒュウェット/リードが2連覇、女子ダブルスはデ グロート/上地結衣(三井住友銀行)が制した。

※写真は車いすの部の男子シングルスで優勝を果たしたアルフィー・ヒュウェット(イギリス/右)と準優勝のステファン・ウッデ(フランス/左)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 08: Stephane Houdet of France and Alfie Hewett of Great Britain pose after their Wheelchair Men's Singles Final on day fourteen of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 08, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

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