奈良くるみが過去2敗のマリアから初勝利で初戦突破 [花キューピット・ジャパンウイメンズオープン]

国内開催のWTAツアー公式戦「花キューピット・ジャパンウイメンズオープンテニスチャンピオンシップス」(WTAインターナショナル/広島県広島市・広域公園テニスコート/本戦9月9~15日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した奈良くるみ(安藤証券)が第5シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-4 6-4で倒し、初戦突破を果たした。試合時間は1時間38分。

 今大会に5年連10回目の続出場となる27歳の奈良は、大阪で開催されていた2013年のベスト4がこれまでの最高成績。昨年は1回戦で、マンディ・ミネラ(ルクセンブルク)に3-6 4-6で敗れていた。

花キューピット・ジャパンウイメンズオープン2019|トーナメント表

 この結果で奈良は、3度目の対戦でマリアから初勝利を挙げた。初対戦だった2011年2月のドバイ(WTAプレミア5/ハードコート)の予選は7-6(5) 2-6 6-3で、2016年11月の東京(ITF10万ドル/ハードコート)の準々決勝では6-3 7-6(4)で、いずれもマリアが勝っていた。

 奈良は2回戦で、ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)と対戦する。ブザネスクは1回戦で、予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-1 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真は昨年の東レPPOでの奈良くるみ(安藤証券)
撮影◎佐藤明 / AKIRA SATO

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