前年度覇者のシェイが逆転勝ちで準々決勝進出 [花キューピット ・ジャパンウイメンズオープン]

 WTAツアー公式戦の「花キューピット・ジャパンウイメンズオープンテニスチャンピオンシップス」(WTAインターナショナル/広島県広島市・広域公園テニスコート/9月9~15日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、前年度覇者で第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)は3度に渡って敗戦まであと1ゲームというところまで追い込まれたが、そこから挽回してプリシラ・ホン(オーストラリア)を1-6 7-6(2) 7-5で押さえて準々決勝に駒を進めた。

 ホンは第2セットで2度、第3セットで1度、自分のサービスをキープすれば勝ちというゲームを迎えた。しかし33歳のシェイはその都度ブレークを果たし、最終的に2時間10分の戦いの末に勝利をもぎ取った。

 シェイはやや覇気のなかった第1セットを克服し、最終的にホンのセカンドサービスに対して73%の成功率でポイントを取った。ホンはウィナー数では49本とシェイの26本を大きく上回ったが、アンフォーストエラーの数でもシェイの29本に対して55本と2倍近かった。

「第1セットでの私は、まったくリズムがなかった。どういう訳か私は、自分の得意とするスタイルのテニスをすることができていなかった」とシェイは振り返った。

「でも続く2セットでは、よいリズムに乗ることができた」

 シェイは次のラウンドで、日本の日比野菜緒(ブラス)と対戦する。日比野は第6シードのザリナ・ディアス(カザフスタン)に対する2回戦で6-1 3-2とリードしていたときに、相手のディアスが背中下部の故障を理由にリタイアしたため試合を完了させる前に準々決勝進出が決まった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はシェイ・スーウェイ(台湾)、8月15日撮影
MASON, OHIO - AUGUST 15: Su-Wei Hsieh of Chinese Taipei returns a shot to Naomi Osaka of Japan during the Western & Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 15, 2019 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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