2010年優勝のククシュキンが2017年優勝のジュムホールを破る [サンクトペテルブルク・オープン]

ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/9月16~22日/賞金総額124万8665ユーロ/室内ハードコート)のシングルス2回戦が行われ、第6シードのミカエル・ククシュキン(カザフスタン)が準々決勝に進出したが、第7シードのアドリアン・マナリノ(フランス)は敗れた。

 2010年優勝者のククシュキンは2017年優勝者のダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に対し、第1セット2-4ダウンから挽回して7-6(2) 6-2で勝利をおさめた。ジュムホールは4つのマッチポイントを凌いだが、最終的に頭を垂れた。

 ククシュキンは準々決勝で、第2シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)とジョアン・ソウザ(ポルトガル)の勝者と対戦する。

 マナリノは予選勝者のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)と対戦したが、わずか1時間足らずのうちに3-6 1-6で敗れた。ゲラシモフがこれ以前にツアーレベルの大会で準々決勝に至ったのは2018年10月のモスクワ以来のことで、そのとき対戦して敗れた相手がマナリノだった。

 また、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)はアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)に対する非常に厳しい1回戦を6-7(3) 6-4 6-2で潜り抜けた。ルードは2回戦で、サルバトーレ・カルーゾ(イタリア)と対戦する。

 これは20歳のルードにとって、ツアーの室内ハードコートでの最初の勝利だった。ルードは通常、クレーコートのスペシャリストとみなされているだ。

 第1シードのダニール・メドベデフ(ロシア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)の2回戦は、木曜日に行われる予定となっている。メドベデフは1回戦がBYE(免除)のため、この試合が初戦となる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はミカエル・ククシュキン(カザフスタン)、8月29日撮影
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 29: Mikhail Kukushkin of Kazakhstan returns a shot during his Men's Singles second round match against Alexei Popyrin of Australia on day four of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 29, 2019 in Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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