ケルバーがキーズの途中棄権で5度目の4強入り [東レPPO]
国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)の途中棄権でベスト4に進出した。
第1セットはケルバーが6-4で先取し、キーズが第2セットを6-4で取り返したあと降雨により中断し、再開後の第3セットをケルバーが2-1とした時点でキーズがリタイアした。試合時間は2時間1分。
今大会に2年ぶり8度目の出場となる31歳のケルバーは、プレミア5大会だった2013年の準優勝がこれまでの最高成績。前回プレーした2017年は、準決勝でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に0-6 7-6(4) 4-6で敗れていた。
この結果でケルバーは、キーズとの対戦成績を9勝2敗とした。前回の対戦は昨年9月の武漢(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で、第2セット途中棄権でケルバーが勝っていた。
今週のケルバーは、初戦となった2回戦で予選勝者のニコール・ギブズ(アメリカ)を6-2 6-4で破って8強入りを決めていた。
ケルバーは準決勝で、パブリウチェンコワとワイルドカード(主催者推薦枠)の土居美咲(ミキハウス)の勝者と対戦する。
※写真はアンジェリック・ケルバー(ドイツ)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 20: Angelique Kerber of Germany hits a return shot against Madison Keys of the United States during day five of the Toray Pan Pacific Open at Utsubo Tennis Cent on September 20, 2019 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)
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