「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-3で下し、1月のオーストラリアン・オープン以来となるシングルス優勝を遂げた。

 母国の観客たちの大声援を謳歌しつつ、元世界ランク1位の大坂はパワフルなグラウンドストロークで試合を支配し、パブリウチェンコワのサービスゲームを2度ブレークして31分のうちに第1セットを取った。

 第2セットに入っても大坂は力を緩めず、パブリウチェンコワに試合の核心に戻ってくるチャンスを与えないまま試合を締めくくった。

 これは大坂にとって母国で勝ち獲った初タイトルとなる。彼女は2016年と2018年に東京の決勝で敗れていたのだ。これはまた、2018年USオープンと2019年オーストラリアン・オープンで連続して優勝していた彼女にとって、キャリア4つ目のタイトルでもある。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は東レPPO決勝後の表彰式の様子、中央が大坂なおみ(日本/日清食品)、右がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 22: Singles champion Naomi Osaka of Japan poses for photographs with the trophy after the Singles final agains Anastasia Pavlyuchenkova of Russia during day seven of the Toray Pan Pacific Open at Utsubo Tennis Cent on September 22, 2019 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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