大坂、バーティ、クビトバらが3回戦へ [チャイナ・オープン]

中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/9月28日~10月6日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードでフレンチ・オープン優勝者のアシュリー・バーティ(オーストラリア)がユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-4 6-2で倒し、3回戦に駒を進めた。ふくらはぎの故障を抱えていたバーティだが、彼女は1回戦がBYEで免除されていた。

 世界ランク1位のバーティは23本のウィナーと7本のサービスエースを記録し、北京でキャリア初となる勝利をおさめた。

「すごくいいときもあったけど、また骨の折れる時間帯もあった」とバーティは振り返った。

「全体的に見て、今日の出来、どんなふうにして第2セットでいい波に乗れたかをかなりうれしく思っている」

 日本の大坂なおみ(日清食品)はわずか59分のうちにアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)を6-2 6-0で下し、このところの連勝数を「6」に伸ばした。

 2週間前の東レPPO(大阪)で優勝したあと、ここ北京での2試合目に挑んだ第4シードの大坂はこの日、ファーストサービスからのポイントの91%を取り、相手に一度だけブレークチャンスを与えたもののしっかりセーブした。

 また、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-4 6-4で下し、第16シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は予選勝者のクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を6-4 6-0のストレートで破り、いずれも3回戦に進出した。

 一方、第10シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第12シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第13シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)、先の東レPPO準優勝のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)は2回戦で敗退した。

 ケルバーがポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)に4-6 2-6で、サバレンカがダリア・カサキナ(ロシア)に4-6 6-7(5)で、スティーブンスがジャン・シューアイ(中国)に3-6 1-6、パブリウチェンコワは第15シードのソフィア・ケネン(アメリカ)に3-6 2-6で、それぞれ敗れた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 01: Naomi Osaka of Japan celebrates after defeating against Andrea Petkovic of Germany during the Women's Singles 2nd Round of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 1, 2019 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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