マレーが臀部手術後のシングルスで2勝目 [チャイナ・オープン]

中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(ATP500/9月30日~10月6日/賞金総額366万6275ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、アンディ・マレー(イギリス)が世界ランク13位でUSオープン・ベスト4のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(2) 7-6(7)で倒し、臀部手術からの復帰の過程でまたポジティブな一歩を踏んだ。

 今年1月に臀部に対して2度目の手術(人工股関節置換)を受けた元世界1位のマレーは8本のサービスエースを記録し、直面した7回のブレークポイントのうち5回をセーブして、8月に復帰してから2度目となるシングルスでの勝利を挙げた。

 マレーは先週の中国・珠海の1回戦でテニス・サングレン(アメリカ)を倒し、2回戦で最終的に優勝したアレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れていた。

「先週は僕にとって大きな前進の一歩だった。今の僕はただ、より多くの試合を重ね、コンスタントにプレーするよう努める必要があるだけだ。そうすれば一週間に3、4試合プレーするのに慣れることができる」とマレーはコメントした。

 彼は次の2回戦で、キャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは月曜日に、クリスチャン・ガリン(チリ)を倒していた。

 また、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)はリシャール・ガスケ(フランス)を6-4 6-1で下して2回戦を駒を進めた。第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に4-6 6-3 6-4と逆転勝ちをおさめ、第6シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)はミカエル・ククシュキン(カザフスタン)に6-4 4-6 7-6(6)で競り勝った。

 一方、第7シードのガエル・モンフィス(フランス)がジョン・イズナー(アメリカ)に4-6 7-6(5) 3-6で敗れ、第5シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はサム・クエリー(アメリカ)との試合で6-7(2) 1-4の時点で途中棄権した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンディ・マレー(イギリス)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 01: Andy Murray of Great Britain in action against Matteo Berrettini of Italy during the Men's singles first round of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 1, 2019 in Beijing, China. (Photo by Fred Lee/Getty Images)

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