ATPツアー公式戦の「楽天ジャパンオープン」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/9月30日~10月6日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は東京で、かなりよいデビューを果たしつつある。

 初めて日本の首都の大会に出場した第1シードのジョコビッチは第5シードのルカ・プイユ(フランス)を6-1 6-2で退け、準決勝に進出した。

 肩の故障の長引く影響に煩わされている様子もなく、ジョコビッチは実現すれば10度目となる『初出場大会での優勝』を目指している。東京の有明コロシアムで彼はまだ1セットも落としておらず、ここ3試合で12回サービスブレークを果たした。

「これは間違いなく、今年プレーした中で最良の試合のひとつだ」とジョコビッチはコメントした。

「今週最高の試合が、適切なタイミングで出たよ。サービスもよかった。多くのサービスエースを刻み、リターンもよく返すことができ、攻撃に出るためすべてのチャンスを活用した。全体的に見て、本当に完璧に近いパフォーマンスだった」

楽天ジャパンオープン2019|トーナメント表

 最初のゲームをパワフルなサービスエースで取ったジョコビッチは、力強いスタートを切った。それは、彼が第1セットで刻んだ5本のサービスエースのひとつだった。彼は次のゲームをブレークして2-0とし、再度のブレークで5-1としたあとに自分のサービスゲームをキープしてわずか20分のうちに第1セットを先取した。

 第2セットも似たような様子で進んだ。ジョコビッチは最初のゲームでブレークに成功しし、プイユがようやくこのセット最初のゲームを取る前に4-0とリードしていた。

 プイユは初めてブレークして4-2とすることで短い時間ながらまだ死んではいないところを見せたが、それが彼にできたほぼすべてだった。ジョコビッチは次のゲームで直ちにブレークし、それから続く自分のサービスゲームでパワフルなフォアハンドをコーナーに決めて試合にケリをつけた。

 それは世界ランク1位のジョコビッチによる、圧倒的なパフォーマンスだった。彼は自分のファーストサーブからのポイントの82%を取り、手にした6度のブレークポイントのうち5本をものにした。

 彼は次に、チョン・ヒョン(韓国)を6-2 6-2で破って勝ち上がった2017年覇者で第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。

 USオープンでのジョコビッチは、スタン・ワウリンカ(スイス)に対する4回戦の途中に肩の故障のため棄権していた。それ以来となる公式戦で、彼は月曜日にまずフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と組んだダブルスで初戦負けを喫したが、シングルスでは1回戦で予選勝者のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した日本の添田豪(GODAI)を倒していた。

 32歳のジョコビッチはいま、ここ7大会のうち6回、今季12大会のうち8回で、少なくとも準決勝に進出したことになる。ジョコビッチはピート・サンプラス(アメリカ)とタイになる6度目の年末世界ランク1位を目指し、最後のひと押しを行っているところだ。

 そのほかの試合では、ライリー・オペルカ(アメリカ)が予選から勝ち上がってきた内山靖崇(北日本物産)を6-3 6-3で、予選勝者のジョン・ミルマン(オーストラリア)はワイルドカードで出場した日本のダニエル太郎(エイブル)を6-4 6-0で下し、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA


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