初参戦のジョコビッチがミルマンを下し、全試合ストレート勝利で優勝 [楽天ジャパンオープン]

国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月30日~10月6日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が予選から勝ち上がってきたジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-3 6-2で下し、今季4度目の優勝を果たした。試合時間は1時間9分。

 ツアーでジョコビッチがタイトルを獲得したのは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で通算76回目となる。初参戦の大会を制したのは、2017年のイーストボーン(ATP250/グラスコート)に続き10度目となった。

 今大会に初めて出場した32歳のジョコビッチは、4回戦を途中棄権したUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来の大会に臨んでいた。

楽天ジャパンオープン2019|トーナメント表

 この結果でジョコビッチは、ミルマンとの対戦成績を3勝0敗とした。ふたりは昨年2度対戦しており、初対戦だった6月のロンドン(ATP500/グラスコート)の1回戦は6-2 6-1で、9月のUSオープンの準々決勝では6-3 6-4 6-4で、いずれもジョコビッチが勝っていた。

 今週のジョコビッチは、1回戦で予選勝者のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-4 6-2で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した添田豪(GODAI)を6-3 7-5で、準々決勝で第5シードのルカ・プイユ(フランス)を6-1 6-2で、準決勝では2017年覇者で第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 30歳のミルマンは日本でこれまでに数多くのチャレンジャー大会に参戦し、4度(2013年京都、14年横浜、15年兵庫、18年京都)タイトルを獲得していたが、今大会には初挑戦だった。ミルマンがATPツアーで決勝に進出したのは、準優勝に終わった昨年4月のブダペスト(ATP250/クレーコート)以来で2度目だった。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
TOKYO, JAPAN - OCTOBER 06: Novak Djokovic of Serbia after winning his after the Singles final against John Millman of Australia on day seven of the Rakuten Open at the Ariake Coliseum on October 06, 2019 in Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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