2014年USオープン準優勝者で現在世界ランク8位の錦織圭(日清食品)が、2020年の出だしにプレーの準備ができているようにするため右肘に手術を受けた。

 錦織の代理人であるオリバー・ヴァン リンドンク氏は月曜日に電子メールを介し、右利きの錦織が右肘から小さな骨棘を取り除くための小さな手術を行う予定であること、その手術が火曜日に行われることを各メディアに伝えてきた。つまり錦織は、来週のパリ・マスターズと11月18日からスペイン・マドリッドで始まるデビスカップ・ファイナルズに出場できない。

 ヴァン リンドンク氏によれば、目標は12月初めに錦織が2020年に向けてのオフシーズンのトレーニングを始められるようにすることだという。次のグランドスラム大会、オーストラリアン・オープンは2020年1月20日から始まる。

 9月のUSオープン3回戦で敗れて以来、錦織は大会に出場していなかった。

 電子メールの中でヴァン リンドンク氏は、錦織は5月のフレンチ・オープンの頃から肘の問題に苦しめられていたとも言い添えた。

 にもかかわらず錦織はフレンチ・オープンで準々決勝に進出し、そこで同大会を12度制したクレーの帝王であるラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた。それからウインブルドンでは同大会を8度制したロジャー・フェデラー(スイス)に敗れはしたものの、やはりベスト8に進出していた。

 右肘の問題のために錦織が棄権した数大会に言及したヴァン リンドンク氏は、「彼は休むことによって、この故障を癒そうと努めた」と説明した。「しかしその間に、休息とリハビリだけでは十分ではないことがわかった」。

 29歳の錦織は、世界ランク4位に至ったこともある。彼は2019年シーズンを29勝14敗、1タイトルで終えることになった。

 錦織と、グランドスラム大会を2度制した大坂なおみ(日清食品)は、2020年東京オリンピックに出場を予定する大スターの一角だ。5年前のUSオープン決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れて準優勝したときの錦織は、グランドスラム大会で決勝に進出した初のアジア生まれの男子プレーヤーとなった。

 そして一年前のUSオープンで、錦織と大坂はともに準決勝に進出。日本人の男女が同じグランドスラム大会でともに準決勝に進出したのは、史上初のことだった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は錦織圭(日清食品)、8月30日USオープンで撮影
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 30: Kei Nishikori of Japan hits a forehand against Alex De Minaur in the third round on Arthur Ashe Stadium at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 30, 2019 in New York City. (Photo by TPN/Getty Images)


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