ティームがベレッティーニを倒し、母国での2勝目に王手 [エルステ・バンク・オープン]

ATPツアー公式戦の「エルステ・バンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/10月21~27日/賞金総額243万3810ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と第5シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が決勝に勝ち進んだ。

 ティームが第3シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を3-6 7-5 6-3で、シュワルツマンは第4シードのガエル・モンフィス(フランス)を6-3 6-2で下しての勝ち上がり。

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 今大会に10年連続出場となる26歳のティームは、2度のベスト8(2013年、18年)がこれまでの最高成績だった。昨年は準々決勝で、錦織圭(日清食品)に3-6 1-6で敗れていた。

 今季3度目の決勝に臨む27歳のシュワルツマンは、8月のロス カボス(ATP250/ハードコート)以来となるキャリア4勝目を目指している。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は、4勝2敗でティームがリード。今シーズンはクレーコートで2度対戦しており、2月のブエノスアイレス(ATP250)の準決勝はシュワルツマンが2-6 6-4 7-6(5)で、4月のバルセロナ(ATP500)の2回戦ではティームが6-3 6-3で勝っている。

※写真は北京の大会でのドミニク・ティーム(オーストリア)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 02: Dominic Thiem of Austria in action against Zhang Zhizhen of China during the Men's singles 2 round of 2019 China Open at the China National Tennis Center on October 2, 2019 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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