フランス・パリで開催されている「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/10月28日~11月3日/賞金総額579万1280ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がビーグサーバーのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が放った30本のサービスエースに耐え抜き、7-6(5) 5-7 6-4で勝利をおさめて3回戦に駒を進めた。

 フレンチ・オープンで2度準優勝しているティームは、10回あったブレークポイントのうち9回をセーブして最終セットの第9ゲームで初めてラオニッチのサービスをブレーク。それから最後の自分のサービスをキープして接戦をものにした。

 日曜日に母国ウイーンで「エルステ・バンク・オープン」を制してATPツアーでトップとなる今年5つ目のタイトルを獲得したティームは、次のラウンドでグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

 第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝ち上がりは、より心地よさそうに見えた。彼は13本のサービスエースを決め、一度もブレークポイントを相手に与えることなくテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(3) 6-3で倒した。21歳のチチパスは次の3回戦で、20歳のアレックス・デミノー(オーストラリア)と顔を合わせる。デミノーは日曜日の「スイス室内」でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れはしたが、準優勝していた。

 フェデラーは今大会を欠場したが、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、同2位のラファエル・ナダル(スペイン)は出場し、この日の初戦でともに勝利をおさめた。ジョコビッチはラッキールーザー(予選で敗れた後、本戦に繰り上がり出場)のコランタン・ムーテ(フランス)に7-6(2) 6-4で勝ち、ナダルはやはり地元選手のアドリアン・マナリノ(フランス)を7-5 6-4で倒した。

 もしこのパリで優勝すれば、ナダルはキャリア5度目の年末ランキング1位を確定させることができる。

 ベルシーで4度優勝しているジョコビッチは、史上最多タイ記録の6度目の年末ナンバーワンを目指している。

 やはりビッグサーバーで知られる2016年大会準優勝者で第15シードのジョン・イズナー(アメリカ)は、25本のサービスエースを決めたにもかかわらずクリスチャン・ガリン(チリ)に6-7(5) 6-7(4)で敗れた。

 デニス・シャポバロフ(カナダ)は14本のサービスエースを活かし、第11シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に3-6 6-3 6-3で逆転勝ちした。シャポバロフは次の3回戦で、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

 デミノーはこの日、第9シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(2) 7-6(1)で下す番狂わせに成功した。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は第10シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-4 6-3で下した。

 一方でディミトロフは、第12シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を7-5 6-3で倒した。そのほかの試合では、第13シードのガエル・モンフィス(フランス)が同胞のブノワ・ペール(フランス)を6-4 7-6(4)で、第16シードのスタン・ワウリンカ(スイス)はマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(3) 7-6(5)で退けた。ワウリンカの次の対戦相手はナダルだ。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
Dominic THIEM of Austria in action during the Day 3 of the Rolex Paris Masters at AccorHotels Arena on October 30, 2019 in Paris, France. (Photo by Baptiste Fernandez/Icon Sport via Getty Images)

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