世界1位のバーティがベンチッチとともに準決勝に進出 [WTAファイナルズ]

トップ8によるエリート大会「資生堂WTAファイナルズ深圳」(WTAファイナルズ/10月27~11月3日/中国・深圳/賞金総額1400万ドル/室内ハードコート)の大会5日目のシングルスはレッド・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦が行われ、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を6-4 6-2で倒してレッド・グループでの戦績を2勝1敗とし、準決勝進出を決めた。

 年末ランキング世界1位に輝いた初のオーストラリア人女子プレーヤーとなったバーティは、6月のフレンチ・オープンでグランドスラム初タイトルを獲得し、それから世界ナンバーワンとなった。

「今夜はとてもいい仕事ができたと感じている」とバーティは試合後に語った。「最初から最後まで、私はここでアグレッシブにプレーしなければならない、そして勝つためにプレーしなければならないのだと分かっていた」。

資生堂WTAファイナルズ深圳2019|PHOTOアルバム

 第7シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)は7-5 1-0でリードしているときにキキ・バーテンズ(オランダ)がリタイアしたため、2勝目を挙げてバーティとともに準決勝に駒を進めることになった。ベンチッチもまたバーティ同様、WTAファイナルズに出場するのは今回が初めてとなる。

「ぎりぎりに出場権を得たことを考えると、本当に驚くべきことだわ。初戦に負けたにもかかわらず、グループラウンドを勝ち抜くことができたなんて」とベンチッチはコメントした。彼女はトップ8によるこの大会への出場権を、一番最後に勝ちとった。

 バーティは次の準決勝で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)か第5シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。一方のベンチッチは、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が準決勝の相手となる。

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