20歳の本玉真唯が秋田史帆を下して全日本初優勝 [第94回三菱全日本テニス選手権]

日本テニス協会(JTA)が主催する「三菱全日本テニス選手権 94th」(賞金総額2874万円/本戦10月26日~11月3日/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードの本玉真唯(島津製作所)が第16シードの秋田史帆(橋本総業ホールディングス)を4-6 6-1 6-1で下して初優勝を果たした。

 全日本選手権に3年連続出場となった20歳の本玉は、昨年のベスト8がこれまでの最高成績だった。ジュニア時代の2015年には、世界スーパージュニア(ITFグレードA/大阪・ITC靱テニスセンター/ハードコート)でタイトルを獲得した実績を残している。

三菱全日本テニス選手権 94th|トーナメント表

 今大会での本玉は、初戦となった2回戦で予選勝者の細木咲良(原商)を6-4 4-6 6-1で、3回戦で第12シードの田中優季(安藤証券)を7-6(3) 6-4で、準々決勝で第3シードの内藤祐希(亀田製菓)を6-3 3-6 6-3で、準決勝では森崎可南子(橋本総業ホールディングス)を6-3 0-6 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 2度目の決勝だった29歳の秋田は、今西美晴(島津製作所)に敗れた2017年に続いて準優勝となった。

※写真は女子シングルスで優勝を果たした本玉真唯(島津製作所/右)と準優勝の秋田史帆(橋本総業ホールディングス/左)
撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA

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