ATPツアー公式戦の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/10月28日~11月3日/賞金総額579万1280ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、デニス・シャポバロフ(カナダ)の4人が準決勝に勝ち進んだ。

 世界ランク1位のジョコビッチと同2位のナダルは、決勝での対決に向け前進を続けている。

 ジョコビッチは第7シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-1 6-2で粉砕し、3週間前に上海の準々決勝で敗れた雪辱を果たした。ジョコビッチが第1セット5-0の40-0とリードしていたことを鑑みればより早く終わることもあり得たが、チチパスは3つのセットポイントを凌いでサービスゲームをキープした。

ロレックス・パリ・マスターズ2019|PHOTOアルバム

 2008年優勝者でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に対し、ナダルはより厳しい戦いを強いられた。第1セットはタイブレークにもつれ込み、ナダルのダブルフォールトもあり3-3と競った展開だった。第2セットの出だしにナダルはブレークを果たし、以降は試合の舵をがっちり握って7-6(4) 6-1で勝利をおさめた。

「非常に高いレベルでプレーしなければならなかった、厳しい第1セットだった」とナダルは振り返った。この結果でナダルは、ツォンガに対してここ14対戦で10度目の勝利を挙げた。

 ナダルとジョコビッチは、年末ランキング1位の座をめぐって競い合っている。ナダルは今大会で初優勝を遂げれば、キャリア5度目の年末ランキング1位を確保することができる。ジョコビッチはパリ・マスターズでの5度目のタイトルと、6度目の年末ランキング1位を目指している。

 土曜日の準決勝では、ジョコビッチがディミトロフと、ナダルはシャポバロフと顔を合わせる。

 キャリア77勝目となるタイトルを目指しているジョコビッチは、自分のパフォーマンスレベルに感銘を受けてさえいた。

「僕は今日、シーズン最高の試合のひとつをプレーした。僕はこの試合のために、非常にしっかりと準備をした。僕は上海でステファノスに敗れていたから、言うまでもなくビデオを見て研究したよ。あの試合で自分がうまくやっていたこと、あまりうまくやっていなかったことを理解しようとしたんだ」とジョコビッチは明かした。

「僕のサービスはよかったし、彼のサーブのコースをうまく読むこともできていた。彼を常にプレッシャー下に置くことができていた」

 彼は第2セットの第3ゲームでチチパスのサービスゲームをブレークし、キープしたあと再度ブレークを果たして4-1とリードした。この試合で4度のブレークを許したチチパスは、第2セットでベースライン近くのボールを返したときに左の足首を痛めたように見えた。

 最後のサービスゲームで、ジョコビッチは最初のマッチポイントをものにした。チチパスのフォアハンドがアウトとなった瞬間、試合に終止符が打たれた。

This article is a sponsored article by
''.