29歳の田中優季が安藤証券オープン東京を最後に現役生活に終止符

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「安藤証券オープン 東京」(ITFワールドテニスツアーW100/東京都江東区・有明テニスの森公園コート/11月11~17日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した田中優季(安藤証券)は第8シードのワン・シンユー(中国)に2-6 0-6で敗れた。試合時間は50分。

 今大会を最後に引退の意向を表明していた田中は、1回戦で同じくワイルドカードで出場した美濃越舞(安藤証券)を7-5 6-4で破って勝ち上がっていた。同大会のダブルスでは奈良くるみ(安藤証券)とペアを組んで参戦して初戦を勝ち上がったが、この日行われた準々決勝で第4シードのチェ・ジヒ/ハン・ナレ(ともに韓国)に6-2 1-6 [11-13]で敗れ、この試合を最後に現役生活に終止符を打った。

 29歳の田中は椙山女学園高校1年生だった2005年にインターハイのダブルスで優勝、早稲田大学4年時の2011年にはインカレのダブルスでタイトルを獲得するなどして2012年2月にプロ転向。ITFツアーではシングルス1勝、ダブルス6勝を挙げ、世界ランク自己最高はシングルス308位、ダブルス214位をマークした。

※女子ダブルス準々決勝で敗れて現役生活に終止符を打った田中優季(安藤証券/奥)とパートナーの奈良くるみ(安藤証券/手前)
写真提供◎株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ
撮影◎JET田中

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