男子テニスの世界国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(11月18~24日/スペイン・マドリッド/マンサナーレス・パーク・テニスセンター/室内ハードコート)が開幕した。

 コスチュームを身に着けたファン、騒々しい観客、ワクワクさせる試合。改革された新デビスカップがマドリッドで新しい時代を始めたとき、古い伝統は続けられていた。

 18チームによるデビスカップ・ファイナルズがワールドカップふうに、一週間に渡るフォーマットのもとラ・カハ・マヒカ(マジックボックスの意)で始まり、雰囲気を盛り上げるよう促されたファンたちは実際にそれをもたらした。

 クロアチアの楽隊がセンターコートを活気づけた。カナダのファンが叩くドラムが、スタジアム2を賑わせた。衣装を身に着けたベルギーのファンが、スタジアム3で観客席を沸かせた。

 主審たちはすべてのコートで定期的に、ポイント間は静かにするよう観客に頼み続けなければならなかった。

「雰囲気は驚くべきだわ」とカナダのテニスファンであるピエールアン・ルシエさんは言った。「本当に楽しい!」。

 そしてコート上では優勝歴2回のロシア、そしてベルギー、カナダが、各ラウンドロビン(グループ内総当たり戦)で早くもリードを奪った。

 ロシアはクロアチアと対戦し、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)がボルナ・ゴヨ(クロアチア)を6-3 6-3で下し、それからカレン・ハチャノフ(ロシア)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に6-7(4) 6-4 6-4で競り勝つことにより、前年優勝国クロアチアを倒した。

画像: ロシアのアンドレイ・ルブレフ(左)とシャミル・タルピスチェフ・キャプテン

ロシアのアンドレイ・ルブレフ(左)とシャミル・タルピスチェフ・キャプテン

「自分自身のためだけでなく国のためにプレーするときは通常以上のタフさを持ち、通常以上に奮闘する必要がある」とハチャノフはコメントした。「厳しい試合だった。初戦で、マドリッドのハードコートで初めてプレーするということはよりプレッシャーを感じさせたが、いいスタートを切ることが重要だった」。

 ベルギーはコロンビアと対戦し、スティーブ・ダルシー(ベルギー)がサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)を6-3 6-3で、ダビド・ゴファン(ベルギー)がダニエル エラヒ・ガラン(コロンビア)を3-6 6-3 6-3で倒してコロンビアを退けた。

「僕にとってはすごく大きな試合だった。これは僕がベルギー代表としてプレーする最後の機会になるとわかっているから、僕はいつも通りベストを尽くすつもりだ。素晴らしい一週間になるだろう」と来年引退を予定している35歳のダルシーは語った。

画像: ベルギーのスティーブ・ダルシー

ベルギーのスティーブ・ダルシー

 一方、カナダはイタリアと対戦し、バセック・ポスピショル(カナダ)がファビオ・フォニーニ(イタリア)を7-6(5) 7-5で下す殊勲を上げて、イタリアに対し先勝。そしてエースのデニス・シャポバロフ(カナダ)が3時間近い戦いの末にマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(5) 6-7(3) 7-6(5)と全セットタイブレークという大接戦を制して勝利をもぎ取った。

画像: カナダのバセック・ポスピショル(左)とフランク・ダンセビッチ・キャプテン

カナダのバセック・ポスピショル(左)とフランク・ダンセビッチ・キャプテン

画像: カナダのデニス・シャポバロフ

カナダのデニス・シャポバロフ

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