内山靖崇とツォンガの第1試合はフランスが第1セットを先取 [デビスカップ日本対フランス]

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)は大会2日目を迎え、グループAのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦「日本対フランス」が始まった。
 
 第1試合は日本の内山靖崇(北日本物産:単81位)がフランスのジョーウィルフリード・ツォンガ(単29位)と対戦し、第1セットは6-2でフランスが先取した。

 両者は今回が初対戦。今シーズンの内山は1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)と10月の東京(ATP500/ハードコート)で8強入りし、チャレンジャー大会で2勝を挙げるなどして初のトップ100入りを果たした。6月にはウインブルドンで予選を突破し、シングルスで初めてグランドスラム本戦の舞台に立った。

 2013年に初の日本代表入りを果たした27歳の内山は、今回が13回目のデ杯出場。これまでシングルスは3試合に出場して2勝1敗の戦績を挙げているが、チームの勝敗に関わる試合は今回が初となる。

 両国は今回が5度目の対戦となり、過去4度はすべてフランスが勝っている。前回の対戦は2017年2月のワールドグループ1回戦(東京・有明コロシアム/室内ハードコート)で、4勝1敗でフランスが勝利をおさめた。

 デビスカップは今年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 日本は予選ラウンドの中国戦(2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利し、ファイナルズ進出を決めていた。

デビスカップ by Rakuten ファイナルズ2019|トーナメント表

※文中の世界ランクは11月18日付、出場選手は変更される可能性があります。

ラウンドロビン第1戦

グループA|日本 vs フランス

第1試合 内山靖崇(北日本物産:単81位)vs ジョーウィルフリード・ツォンガ(単29位)

第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単73位)vs ガエル・モンフィス(単10位)

第3試合 マクラクラン勉(複44位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ピエール ユーグ・エルベール(複5位)/ニコラ・マウ(複3位)

※写真は内山靖崇(北日本物産)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 19: Yasutaka Uchiyama of Japan plays a forehand in his match against Jo-Wilfried Tsonga of France during Day two of the 2019 Davis Cup at La Caja Magica on November 19, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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