杉田祐一とクライノビッチの第1試合はセルビアが第1セットを先取 [デビスカップ日本対セルビア]

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)は大会3日目を迎え、グループAのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦「日本対セルビア」が始まった。
 
 第1試合は日本の杉田祐一(三菱電機:単81位)がセルビアのフィリップ・クライノビッチ(単40位)と対戦し、第1セットは6-2でセルビアが先取した。

 両者の過去の対戦成績は、3勝0敗でクライノビッチがリード。前回の対戦は2017年10月のパリ(ATP1000/室内ハードコート)の1回戦で、クライノビッチが6-4 6-2で勝っている。

 2007年に初の日本代表入りを果たした杉田は、今回が15回目のデ杯出場。これまでシングルスは13試合に出場し、8勝5敗の戦績を挙げている。

 セルビアと日本がデ杯で対戦するのは、オープン化以降では初となる。

 デビスカップは今年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 日本は予選ラウンドの中国戦(2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利し、ファイナルズ進出を決めていた。

フィリップ・クライノビッチ(セルビア/左)とネナド・ジモニッチ監督(右)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 20: Filip Krajinovic of Serbia speaks to Nenad Zimonjic, Captain of the Serbian team during his David Cup group stage match against Yuichi Sugita of Japan during Day Three of the 2019 David Cup at La Caja Magica on November 20, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

デビスカップ by Rakuten ファイナルズ2019|トーナメント表

※文中の世界ランクは11月18日付、出場選手は変更される可能性があります。

ラウンドロビン第2戦

グループA|日本 vs セルビア

第1試合 杉田祐一(三菱電機:単81位)vs フィリップ・クライノビッチ(単40位)

第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単73位)vs ノバク・ジョコビッチ(単2位)

第3試合 マクラクラン勉(複44位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ヤンコ・ティプサレビッチ(複191位)/ビクトル・トロイツキ(複716位)

※トップ写真は杉田祐一(三菱電機)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 20: Yuichi Sugita of Japan serves during his David Cup Group Stage match against Filip Krajinovic of Serbia during Day Three of the 2019 David Cup at La Caja Magica on November 20, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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