杉田祐一はクライノビッチからセット奪えず、セルビアが先勝 [デビスカップ日本対セルビア]

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)のグループAのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦「日本対セルビア」の第1試合で、日本の杉田祐一(三菱電機:単81位)はセルビアのフィリップ・クライノビッチ(単40位)に2-6 4-6で敗れ、セルビアが先勝した。試合時間は1時間8分。

 2007年に初の日本代表入りを果たした31歳の杉田は、今回が15回目のデ杯出場。この結果でシングルスの戦績は、8勝6敗となった。

 この結果でクライノビッチは、杉田との対戦成績を4勝0敗とした。前回の対戦は2017年10月のパリ(ATP1000/室内ハードコート)の1回戦で、クライノビッチが6-4 6-2で勝っていた。

 セルビアと日本がデ杯で対戦するのは、オープン化以降では初となる。

 デビスカップは今年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟(ITF)と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された。

 ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

 日本は予選ラウンドの中国戦(2月1、2日/中国・広州:広州オリンピックテニスセンター/ハードコート)に3勝2敗で勝利し、ファイナルズ進出を決めていた。

デビスカップ by Rakuten ファイナルズ2019|トーナメント表

※文中の世界ランクは11月18日付、出場選手は変更される可能性があります。

ラウンドロビン第2戦

グループA|日本 0-1 セルビア

第1試合 ●杉田祐一(三菱電機:単81位)2-6 4-6 ○フィリップ・クライノビッチ(単40位)

第2試合 西岡良仁(ミキハウス:単73位)vs ノバク・ジョコビッチ(単2位)

第3試合 マクラクラン勉(複44位)/内山靖崇(北日本物産:複431位)vs ヤンコ・ティプサレビッチ(複191位)/ビクトル・トロイツキ(複716位)

※写真は杉田祐一(三菱電機)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 20: Yuichi Sugita of Japan plays a backhand shot during his David Cup Group Stage match against Filip Krajinovic of Serbia during Day Three of the 2019 David Cup at La Caja Magica on November 20, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles