フランスとセルビアが2020年デビスカップのワイルドカードを獲得

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)の大会5日目。
 
 国際テニス連盟(ITF)は、フランスとセルビアが2020年デビスカップ・ファイナルズのためのワイルドカード(主催者推薦枠)を与えられたと発表した。

 彼らは新生デビスカップで準決勝に進出した4チーム(スペイン、イギリス、カナダ、ロシア)とともに、来年のファイナルズに予選を介さずダイレクトインできることになる。

 今大会でのセルビアは準々決勝でロシアに敗れ、一方のフランスはグループ・ステージで敗退した。

 一都市で1週間に渡って開催されるという形に改革された18ヵ国によるデビスカップ・ファイナルズは、ITFとFCバルセロナのサッカー選手ジェラール・ピケが創始者のひとりである投資会社「コスモス」の25年のパートナーシップ契約の結果により生み出された。

 この改革の目的は、日程の負担のためトッププレーヤーが欠場しがちだったこの伝統あるチーム・イベントをより魅力的に、またより収益を得られる大会にすることだった。

 ファイナルズ予選の組み合わせ抽選は、日曜日にマドリッドで行われる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はグループAで対戦したフィリップ・クライノビッチ(セルビア/左)とジョーウィルフライ・ツォンガ(フランス/右)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 21: Filip Krajinovic of Serbia and Jo-Wilfried Tsonga of France shake hands during Day 4 of the 2019 David Cup at La Caja Magica on November 21, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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