21歳の村松千裕が3度目の決勝でITFツアーのシングルス初優勝 [W25ボーパール]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「W25ボーパール」(ITFワールドテニスツアーW25/インド・マディヤ プラデーシュ州ボーパール/11月18~24日/賞金総額2.5万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝が行われ、第4シードの村松千裕(グラムスリー)がカルマン ・タンディ(インド)の途中棄権で優勝を飾った。
 
 第1セットを村松が6-1で先取したあと、第2セット3-1となった時点でタンディがリタイアした。試合時間は50分。

 21歳の村松がITFツアーのシングルスで決勝に進出したのは2017年5月のホアヒン(ITF1.5万ドル/ハードコート)以来で3度目だったが、タイトルを獲得したのは今回が初となる。

 今大会での村松は、1回戦で予選勝者のフレイヤ・クリスティ(イギリス)を4-6 6-3 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のミヒカ・ヤーダブ(インド)を6-1 6-0で、準々決勝でワイルドカードのソウジャニャ・バビセッティ(インド)を6-4 6-2で、準決勝ではサラ レベッカ・セクリッチ(ドイツ)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

日本人選手の結果

女子シングルス決勝

○9村松千裕(グラムスリー)[4] 6-1 3-1 Ret. ●29カルマン ・タンディ(インド)

女子シングルス準決勝

○9村松千裕(グラムスリー)[4] 6-3 6-3 ●4サラ レベッカ・セクリッチ(ドイツ)

女子シングルス準々決勝

○9村松千裕(グラムスリー)[4] 6-4 6-2 ●13ソウジャニャ・バビセッティ(インド)[WC]

●5川村茉那(フジキン)[Q] 2-6 3-6 ○4サラ レベッカ・セクリッチ(ドイツ)

女子シングルス2回戦

○9村松千裕(グラムスリー)[4] 6-1 6-0 ●11ミヒカ・ヤーダブ(インド)[WC]

●16桑田寛子(島津製作所)[5] 6-7(2) 3-6 ○13ソウジャニャ・バビセッティ(インド)[WC]

●8穂積絵莉(日本住宅ローン)[7] 3-6 2-6 ○5川村茉那(フジキン)[Q]

女子シングルス1回戦

○9村松千裕(グラムスリー)[4] 4-6 6-3 6-3 ●10フレイヤ・クリスティ(イギリス)[Q]

○16桑田寛子(島津製作所)[5] 6-0 6-2 ●15ゴザル・アインディノバ(カザフスタン)

○8穂積絵莉(日本住宅ローン)[7] 6-1 6-1 ●7ワン・ダンニ(中国)[Q]

○5川村茉那(フジキン)[Q] 6-3 6-1 ●6サラ・ヤーダブ(インド)[WC]

女子ダブルス1回戦

●11川村茉那/光崎楓奈(フジキン/h2エリートテニスアカデミー)6-1 3-6 [8-10] ○12ディアナ・マルチンケビカ/バレリア・ストラホワ(ラトビア/ウクライナ)[3]

※写真は昨年の全日本選手権での村松千裕(グラムスリー)
撮影◎宮原和也 / KAZUYA MIYAHARA

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