シャラポワがブリスベン国際のワイルドカードを獲得、USオープン以来のツアー参戦へ

2020年のWTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/賞金総額150万ドル/ハードコート)に、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦することになった。

 2019年シーズンのシャラポワは右肩の故障に苦しみ、1回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れたUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以降は公式戦に出場していなかった。昨年は8大会でしかプレーしておらず8勝7敗(棄権は勝敗に含めず)の戦績で終えたため、ランキングは133位まで落としている。

 同じくワイルドカードで出場予定だった元世界1位のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、故障のため欠場することになった。

 ブリスベン国際はWTAツアー・プレミアに格付けされる大会で、シングルス30ドロー、ダブルス16ドローで争われる。本大会にはアシュリー・バーティ(オーストラリア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、大坂なおみ(日清食品)の世界ランク上位3名が出場を予定している。

※写真は大会に備えて会場で練習中のマリア・シャラポワ(ロシア)
BRISBANE, AUSTRALIA - DECEMBER 31: Maria Sharapova of Russia is watched by her coach Riccardo Piatti, left, during practice ahead of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on December 31, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Tertius Pickard/Getty Images)

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