アシュリー・バーティが故郷ブリスベンの大会で厳しいドローに
世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、新年をブリスベン国際での厳しいドローとともに始めることになった。彼女のいるドローの上半分には、彼女のほかに5人の元グランドスラム大会優勝者がいるのだ。また、彼女が位置するクォーター(ドローの4分の1)には、彼女以外に3人の元グランドスラム大会優勝者がいる。
ドローの反対側、つまり下半分にいるオーストラリアン・オープン前年度覇者の大坂なおみ(日清食品)は、1回戦でマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。
バーティは1回戦をBYEで免除されているが、2回戦でグランドスラム大会優勝歴5回で今回ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のマリア・シャラポワ(ロシア)と遭遇する可能性がある。シャラポワは1回戦で、予選勝者と対戦する。
昨年のオーストラリアン・オープン4回戦を含め、バーティは2019年に2度あったシャラポワとの対戦の双方に勝っている。
無事準々決勝に進んだ場合、バーティはそこで2017年USオープン優勝者のスローン・スティーブンス(アメリカ)と第5シードのペトラ・クビトバ(チェコ)のどちらかと当たる可能性がある。やはりバーティのいるドローの上半分に入っているグランドスラム大会優勝歴3回のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と2011年USオープン優勝者のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)は、1回戦で顔を合わせる。
ドロー抽選は、土曜日に行われた。その際にブリスベンでバーティのダブルスパートナーとなるキキ・バーテンズ(オランダ)は、バーティは頂点での生活を楽しんでいるようだとコメントした。
「私は彼女(の急浮上)に感銘を受けたけど、私の目にはそれは驚きではないわ」とバーテンズはバーティについて話した。「彼女はそのステイタスにうまく対処している。そして彼女はいい人でもあるの。現時点で彼女はベストプレーヤーであり、楽しいときをすごしているように思うわ」。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 02: Ash Barty of Australia looks on during a practice session ahead of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 02, 2020 in Brisbane, Australia. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)
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