今年新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3~12日/賞金総額1500万ドル/ハードコート)の大会9日目のデイセッションはシドニー会場で準決勝「セルビア対ロシア」が行われた。

 セルビアとロシアの双方の監督と選手から拍手を引き出し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とダニール・メドベージェフ(ロシア)を分けたのはある目覚ましい1ショットだった。これはトップ5以内の選手の対戦としては、今大会初のものだった。

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 長いラリーがボレーとドロップショットの応酬で終わったあと、ジョコビッチは長かった第5ゲームで非常に大事なブレークを果たした。しかしメドベージェフは最後まで追いかけ、最後のゲームでジョコビッチにいくつかのベストショットを放つことを強いたのだった。

 世界ランク2位のジョコビッチはエース対決で同5位のメドベデフを6-1 5-7 6-4で倒し、ロシアに対するセルビアの勝利を確定させた。

「エキサイティングで、同時にへとへとにさせられ、喜びと恐ろしさを一度に味わったよ」とジョコビッチはこの一戦を総括した。「多くのラリーがあり、疲労困憊させられた。非常にフィジカルな戦いだったが、同時にメンタルの凌ぎ合いでもあった。いくつかの驚くべきポイントがあった。間違いなくここ数年で彼に対して、いや、すべてのトッププレーヤーに対してプレーした中でもっともエキサイティングな試合のひとつだったよ」。

 最初のシングルスでドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)がカレン・ハチャノフ(ロシア)を7-5 7-6(1)で破っていたセルビアは、ダブルスにも勝って最終的に3勝0敗で対戦を終えた。

 疲労のサインを見せはしたが、メドベージェフとの試合の第3セットでジョコビッチはテニスのレベルを引き上げ、シドニーでもう一対戦できる権利を確保した。彼は土曜日、オーストラリアン・オープン前哨戦のひとつで来週に開催されるアデレード国際への出場を取り消した。

(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とダニール・メドベージェフ(ロシア/左)
SYDNEY, AUSTRALIA - JANUARY 11: Novak Djokovic of Serbia embraces Daniil Medvedev of Russia after their semi-final singles match during day nine of the 2020 ATP Cup at Ken Rosewall Arena on January 11, 2020 in Sydney, Australia. (Photo by Matt King/Getty Images)


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