ラファエル・ナダル(スペイン)は昨年11月にデビスカップで優勝したが、1月12日にまだ新設されたばかりの国別の団体戦である「ATPカップ」の決勝では敗れて準優勝に終わった。

 彼は大会が多すぎると思っているようだ。

 ナダルはノバク・ジョコビッチ(セルビア)にまたもやハードコートで敗れ、1勝1敗に持ち込まれた。先に行われたシングルスはチームメイトのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が勝利をおさめていた。

 ナダルはATPとITF(国際テニス連盟)に、国別対抗戦は1つにするよう求めている。

「素晴らしい大会だと思うよ。でも…。(たった2ヵ月の間に)2つもワールドカップが開催されるのは正しいとは思えないし、頭を切り替えられない。これは調整が必要だ。ITFとATPは約1ヵ月ほどの間に2つのワールドカップではなく、ひとつの大きな国別対抗の団体戦を行う方法を探らなければならない」と現在世界ランク1位のナダルは主張する。

「ファンも混乱してしまうだろうし、はっきりさせなければならない。テニスの健全さと恩恵のために、私は調整することが必須だと思う」

 1勝1敗から勝負を決めるダブルスをナダルが辞退したのに対し、ジョコビッチはビクトル・トロイツキ(セルビア)とのペアでダブルスを制して2勝1敗で優勝を勝ち獲った。

 33歳のナダルは24チームによって10日間で行われるATPカップにおいてシングルス6試合で4勝を挙げ、ダブルスも2試合戦った。しかも、パースでグループステージを終えてから大陸を横断してシドニーへ渡り、決勝トーナメントに臨んだ。グループステージはオーストラリア西海岸のパースと東海岸のシドニーとブリスベンという時差のある3都市で開催された。それでも大会は大成功に終わり、大会を通して合計22万人のファンが観戦に訪れた。

 シーズン最初のグランドスラムであるオーストラリアン・オープンは、ATPカップ決勝から8日後にはメルボルンで開幕する。準々決勝まで勝ち残った国の選手たちにとって、リカバリーするための時間は非常に短い。

「ATPカップを戦っているとき、私はメルボルンやモンテカルロ、ロラン・ギャロスのことなど考えていない。素晴らしい大会だと思うし、参加できること、自分の国を代表して戦えることを誇りに思っている」とナダルはグランドスラムまで十分な期間が空いていないという批判を一蹴した。ただ、別の問題点は指摘している。

「この数週間、チームの友人たちとともに戦えて本当に楽しかった。正直に言って、大会組織は素晴らしかった。私が主張したいのは、この特別な大会を2つではなく1つにする必要があるということだ」


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