テニススターたちがオーストラリアの山火事被害者のため数百万ドルを調達

ロッド・レーバー・アリーナの1万5000人以上の観客たちは、山火事犠牲者を救うためのチャリティイベント『オーストラリアン・オープン救済のための集会』の1セットマッチによるフィナーレで、ロジャー・フェデラー(スイス)がニック・キリオス(オーストラリア)を破るところを見守った。

 テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)は、その夜のイベントは現在オーストラリアでまだ完全に終わっていない山火事の犠牲者を援助するための500万豪ドル(約350万米ドル)を生み出すのに役立った明かした。その山火事は28人の死者を出し、主にニューサウスウェールズ州とビクトリア州で数千の家々を破壊した。

 いまだ続く山火事からの煙霧が水曜日にも予選ラウンドの試合開始を数時間遅らせ、空気の質に関する選手たちからの不平を引き出していた。

 このチャリティに参加した他の選手たちの中には、ラファエル・ナダル(スペイン)、大坂なおみ(日清食品)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)らがいた。数度に渡って消防のボランティアがコート上に招かれ、スター選手相手にプレーをした。

 大会中に記録されたエース数ごとの寄付やプレーヤーに寄与されたグッズの販売などを含む援助資金調達の努力は、月曜日にオーストラリアン・オープンが開始してからも続けられることになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は『オーストラリアン・オープン救済のための集会』に参加したトッププレーヤーたち
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 15: The players pose for a group photo during the Rally for Relief Bushfire Appeal event at Rod Laver Arena on January 15, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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