今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の予選が終了し、1月20日(月)から本戦がスタートする。

 ビデオ掲示板のメッセージがオーストラリアン・オープンの観客たちに「大気の質の低下を予想しています」と警告する中、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)は約100マイル離れたところで燃えている山火事からくるここ最近の煙も関わらず、今年最初のグランドスラム大会ですべては問題ないだろうということに疑いを持っていないようだ。

 このところメルボルン・パークの上空に漂っていた煙霧は、月曜日の本戦開始が近づくにつれて軽くなってきた。しかしグランドスラムで合わせて「39」のタイトルを保持するふたりは、例え状況が悪化したとしても大会のオフィシャルたちは大会開催を許可する前に間違いなくコンディションが安全なものとなるように取り計らうだろうと信頼しているとする選手たちの一角だった。

 フェデラーとナダルはふたりとも、メルボルン・パークで予選の試合が行われているにも関わらず地元のニュースが住民は室内とどまるべきだと報じていたときに、何が起きているか知るために大会レフェリーのオフィスに足を運んだと明かした。火曜日にある選手は咳込みながらコートに膝をつき、別の者は呼吸困難のため医師の助けを必要とした。

「僕は、『我々は皆、困惑しているのだと思う』と言った。プレーするのはすごく危険なのか、それともまったく安全なのか?」とフェデラーは説明した。「僕は彼らに、『コミュニケーションは、われわれ皆にとってカギとなると思うんだ。我々はただ、それをもっとやるべきだ』と訴えたんだ。なぜって、僕自身が十分な情報を得られていないと感じているからね」。

 2週間前、20人以上の死者を出して何百万という動物たちの命を奪った山火事が東オーストラリアで荒れ狂う中、前年度覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は“空気のコンディションが改善されるまで大会開始を遅らせる必要があるのではないか”と声を大にして疑問を呈した。

 大会ディレクターのクレイグ・タイリー氏は1週間前、開閉式の屋根のついた3つのスタジアムに加えて屋内コートが8面あり、もし必要ならばそれらを使うことができると指摘していた。

 当然ながら、希望はそのどれもが必要なしとなることだ。来たる5日のうち4日が雨になると予報されているおり、実際そうなればこれも助けとなり得るだろう。

 世界ランク1位のナダルは、空気の質の測定は4分おきに行われており、サンプルの清浄度の基準は国際五輪委員会が使っているものよりも厳しいと言われたと話した。

「世界でもっとも重要な委員会が、競技者の健康に悪いことを望むとは信じがたい」とナダルは私見を述べた。「だから、その答えは僕を納得させたんだ。僕はプレーするためにここにいる」。


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