スアレス ナバロの精いっぱいの努力 [オーストラリアン・オープン]
「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)」の大会3日目、女子シングルス1回戦。
カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)は昨年のUSオープンにおいて、努力が足りなかったとして科された4万ドルの罰金に対する上訴の結果を待っているところだ。その間、彼女は“最後のシーズンになるだろう”と言っているものの中で戦い続けている。
31歳のスアレス ナバロは水曜日に1回戦を戦い、第11シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(6) 7-6(6) で倒し、そこで彼女のベストを披露した。
メルボルンで3度準々決勝に進出しているスアレス ナバロは、第28シードとして臨んだ昨年のUSオープン1回戦でティメア・バボス(ハンガリー)に対してもベストを尽くそうとしていたと主張した。彼女は水曜日に、ニューヨークでの出来事について語った。彼女は勝つ心づもりができていたが、第1セットを落としたあとに背中下部の故障によって棄権を余儀なくされたのだと説明した。
USオープンのトーナメントレフェリーであるソーレン・フリーメル氏は当時、スアレス ナバロが「必要とされるプロの標準レベルでプレーしていなかった」と言い、それゆえ彼女は1回戦パフォーマンス・ルールに反したとして罰を課された。このルールは、故障でプレーは難しいと知りながらも1回戦負けで得られる賞金目当てでエントリーした選手が試合途中で棄権するのを止めさせるために考案された。
その問題となった月の上旬に、スアレス ナバロはハードコートのトロントの大会でも棄権していた。
(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)
※写真はカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 22: Carla Suarez Navarro of Spain celebrates after winning match point during her Women's Singles first round match against Aryna Sabalenka of Belarus on day three of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 22, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Hannah Peters/Getty Images)
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